ムービーの保存について
QuickTime Pro
では、ムービーを作成および編集し、保存できます。
「ファイル」>「別名で
保存」
(
Mac OS X
の場合)または「名前を付けて保存」
(
Windows
の場合)と選択すると、以
下のいずれかでムービーを保存できます:
Â
独立再生形式のムービーでは、ムービーの作成に使用したすべてのデータ(ビデオ、オー
ディオなど)が単一のファイルに含まれます。
Â
リファレンスムービーには、ハードディスク上の別のフォルダや
Web
サーバなど、別の場所
に保存されているほかのムービー(またはムービーの一部)へのポインタが含まれます。ほ
かのムービーへのポインタは、ムービーの一部をコピーして別のムービーにペーストした場
合などに作成されます。
ハードディスクの空き容量が十分でなく、ソースムービーの場所が変わらないことが確かな
場合は、ムービーをリファレンスムービーとして保存できます。コピーしてペーストするメ
ディアは、全体が新しいムービーファイル内に保存されるのではなく、容量を節約するメ
ディアへのポインタとして保存されます。
リファレンスムービーを再生すると、
QuickTime
はポインタに従ってほかのムービー(また
はムービーの一部)にアクセスして再生します。ムービーにほかのデータへのポインタが含
まれているかどうかを調べるには、
「ウインドウ」>「ムービーのプロパティを表示」と選
択し、ウインドウの上部にあるムービーを選択して、
「リソース」をクリックします。ムー
ビーを含むファイルがリストに表示されない場合は、ムービーにポインタが含まれており、
独立再生形式ではありません。
Mac OS X
では、コマンドキーを押しながらアイコンをクリッ
クして、ムービーを含むファイルの名前と場所を確認できます。
「リファレンスムービー」という用語は、接続速度に応じて異なるユーザに異なるサイズの
ストリームをインテリジェントに配信するために作成できるファイルにも使用されます。詳
しくは、
48
ページの「リファレンスムービーを作成して
Web
再生を最適化する」を参照し
てください。
第
2
章
QuickTime
Pro
をお使いになる前に
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