静止イメージからスライドショーまたはアニメーションを作成する
QuickTime Pro
では、一連の静止イメージを組み合わせて、スライドショーのように再生される
ムービーを作成できます。このプロセスは、デジタルカメラまたは携帯電話で撮影したピクチャ
を共有するための最も簡単な方法です。
参考:スライドショーは、すべてのイメージが同じサイズの場合に最も効果的なものを作成でき
ます。
静止イメージからスライドショーを作成するには:
1
含めたいすべてのグラフィックスファイルを
1
つのフォルダに入れます。
2
各ファイルに同じ名前を付けて、末尾に「
picture1
」、
「
picture2
」のように増分する番号を付け
ます。
なお、大部分のデジタルカメラでは、自動的にファイルに番号が付けられます。番号は増分値で
ある 必要が あります が、正 確に連 番でな くてもか まいま せん(たとえ ば、各フ ァイル に
「
picture1
」
、
「
picture5
」、
「
picture10
」のように名前を付けることもできます)。
3
「
QuickTime Player
」で、
「ファイル」>「イメージシーケンスを開く」と選択し、先頭のファイ
ルを選択します。
4
「フレームレート」ポップアップメニューからフレームレート(
1
秒当たりに表示されるフレーム
数)を選択します。
スライドショーは通常、
1
フレームあたり
2
∼
3
秒でスライドが表示されると最も効果的に動作
します。
QuickTime Pro
で、各ピクチャが順に表示されるムービーが作成されます。
5
「ファイル」>「保存」と選択し、ムービーに名前を付けて保存します。
28
第
2
章
QuickTime
Pro
をお使いになる前に
ムービーを保存する前にオーディオトラックを追加すれば、スライドショーにミュージックを追
加することもできます。オーディオファイルを開き、スライドショーに追加する部分を選択し、
「編集」>「コピー」と選択します。スライドショー(またはその一部)を選択して「編集」>
「すべてを選択」
(
Mac OS X
の場合)または「すべて選択」(
Windows
の場合)と選択し、
「編
集」>「選択範囲に調整して追加」と選択します。オーディオの速度はペースト先の長さに収ま
るように増減します(ピッチは同じままです)。最良の結果を得るためには、スライドショーの
長さをできるだけオーディオの長さに合わせます。異なる位置から始まる複数のオーディオファ
イルをムービーに追加することで、サウンドトラックを長くすることもできます。
また、新しいプレーヤーウインドウを開き、オーディオをコピーして新しいウインドウにペース
トしてから、
「編集」>「選択範囲に調整して追加」と選択してスライドショーをコピーして新
しいウインドウにペーストすることで、元のオーディオの速度を維持し、イメージの速度を変更
できます。
Mac OS X を使用している場合:
QuickTime Pro
の録音機能を使用してスライドショーにナ
レーションを付けることもできます。
25
ページの「ビデオとオーディオを記録する」を参照し
てください。